(自信がない+失敗が怖い)×(安定志向+世間体)=???

こんばんは♡

平満綾乃です。

 

 

突然ですが、私の職業は薬剤師です。

病院で働く薬剤師。

 

 

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私じゃないよ(笑)

 

 

え?じゃあ起業なんてする必要ないじゃん。

一生安泰じゃん。

 

 

と思われると思います。

 

実際、起業塾で自己紹介した時も、そんな視線を浴びました(笑)

気のせい・・・?笑

 

 

まぁ、良いんです。

普通はそう思いますから。

 

 

じゃあ、なんで薬剤師になったの?って話ですよね。

 

 

 

その理由はいたって単純です。

 

 

 

 

理由:薬学部に進学したから

 

 

 

 

薬剤師は薬学部に入らないとなれません。

薬剤師国家試験の受験資格が与えられるのは薬学部だけです。

 

 

じゃあ高校3年生だった私が薬剤師になりたいと思っていたかというと、

全然そんなことありませんでした。

 

 

そもそも、薬剤師がどんな仕事なのかもよくわからなかったです。

薬の準備をする人、くらいのイメージ。

 

 

そんな私が薬学部に進学した理由は、

推薦がもらえたからでした。

指定校推薦。

簡単にいうと、「この推薦がもらえた人は絶対に合格できます」という推薦です。

成績が良いともらえるんです。

 

 

自分でいうのもなんですけど、

私はまじめにテスト勉強するタイプだったので、

実力はさておき、学校での成績だけはよかったんですね。

 

 

「実力はさておき」と言ったのは

本当は実力なんてなかったからです。

 

理系のくせに数学、化学、物理が壊滅的にできませんでした。

得意科目は国語。

その場しのぎのテスト勉強だけ頑張って、成績だけ稼いでいたんです。

実際、大手予備校の模試ではいつも散々な結果でした。

 

 

 

成績は良かったけれど実力のなかった私は、

ちゃんと受験して合格する自信がありませんでした。

だから「絶対合格できる」という保証のある指定校推薦に飛びついたのです。

 

 

 

 

 

 

 

でも本当は、それとは別に進みたい道がありました。

 

 

 

本当は獣医学部に進みたかったんです。

小さい頃から動物が大好きで、

動物のお医者さん』という漫画を読んで以来、

「絶対に北大の獣医学部に行くんだ!」と思っていました。

中学校くらいからずっと。

 

 

でも、いざ受験生になってみると

獣医学部の合格判定はいつもE判定

 

 

このままじゃ浪人してしまう。

 

 

当時の私は浪人なんて考えられませんでした。

「失敗」なんてありえない、と。

 

 

今はそんなこと思わないんですけどね。

だって薬学部は学年の半分近くが浪人経験者で、

1年や2年浪人したからって何かが違うわけでもなかったです。

 

 

 

「自信がない」し、「失敗が怖い」私は、

指定校推薦という「目先の安定」に飛びついて、

結局、夢を諦めました。

 

 

そして、「指定校推薦があるし、なんかカッコイイ」という理由だけで選んだ薬学部に進学し、とりあえず薬剤師免許を取得。

 

嫌味だと思わないでくださいね。

薬剤師国家試験は合格率75%になるように作られているんです(当時は)。

受験生の3/4は受かるのですよ。

一応、2ヶ月くらい、毎日14時間勉強しましたけど。

 

 

そして、とりあえずとはいえ、

「せっかく資格をとったのだから」と薬剤師として働くことを決め、

「有名な病院だから」という理由で今の職場を選びました。

 

 

 

 

 

さぁ、こんな風に将来を選択してきた私が、

生き生きとやりがいを感じながら仕事をし、

ワクワクした人生を歩むことができるでしょうか。

 

 

 

答えは、当たり前に「NO」です。

 

 

 

「不安だけどやってみたい」という気持ちを無視して

「ワクワクはないけど安定」と「世間体の良さ」を選んだ結果がこれでした。

 

職業選びだけではありません。

人生のあらゆる点において、この考え方をしてきました。

 

 

 

そうしたら、

 

いつも、あと少し何かが足りない感じがする。

大きな不満はないけれど、すごく楽しいこともない。

嫌いじゃないけど、好きでもない。

 

 

そんな感情でいっぱいの毎日になりました。

 

 

 

そんな人生つまらない。

 

 

 

 

だから、私はそんな毎日を変えたくて、いろんな方法を試してきました。

 

 

ちゃんと自分の心と向き合って、

不安はあるけどワクワクする未来を選択できるようになりました。

 

 

起業という道を選んだのもその一つです。

 

 

 

 

この方法をシェアしたらきっと、

同じように感じている人の人生も変わると思います。

 

 

変えましょう。

私はそのお手伝いがしたいです。